道内でも備え進む
北海道は、17年に全木協と「災害時における応急仮設住宅の建設に関する協定」を締結している。道ビルダーズ協会は、全木協北海道協会の事務局として、道の木造応急仮設住宅の設計や建設に協力してきた。
中田氏は、能登半島地震での経験を踏まえて木造応急仮設住宅の大切さを訴え、「工期とコストだけでなく、後々の使い方を考えた提案をしていきたい」と提起した。 さらに、「応援大工さんたちには迅速な対応と、また、不自由な中でのチームとしての作業を行なっていただいた」と感謝を述べ、「この経験は、今後の災害対応の現場の指導者にも役立つものと考えている」と話した。